白杖や盲導犬を使って歩いておられる視覚障がい者と出会ったとき、貴方は、どのように声をかければよいのだろう?と戸惑われたことはありませんか?
私にも何かできるだろうか?と思っておられる方への講座です。
ユニーズ・オンライン講座のご案内
市民ボランティアグループ「ユニーズ京都」では、「知ること、それが理解への第1歩」をスローガンに、一人でも多くの方々に、街中で気軽に視覚障がい者に声をかけていただけたらと、心と技術を得るための学習会を行っています。
今回のオンライン講座の中では、視覚障がい者のこと、その周辺の環境、街中で出会ったときの対応などについて、受講者の日ごろ感じておられる疑問などにもこたえていきながら、話し合い形式で進めていきたいと考えています。
取りあえず1回のみ、1時間の講座としますが、より多くのことを知りたいと思われる方につきましては、引き続き詳しく紹介していく時間を設けていきたいと考えています。
【開講日・時間】月曜日から土曜日の間で、受講を希望される方とご相談の上、
設定いたします。
※夜間(8時から9時)については、希望者がおられた場合、
ご要望により実施曜日を調整します。
※ このオンライン講座は、skype(スカイプ)かzoom(ズーム)を用いて行います。
受講は無料です。
〈受講を希望される方へ〉
1.今までにskypeかzoomを使われたことはありますか?
2.参加される場合、使われるのはパソコンかスマホ、どちらですか?
3.講座の前にskypeかzoomを使えるように、事前の練習を希望されますか?
お申し込みの際にお聞かせください。
【受講のお申し込み・お問い合わせ】 ※随時対応
「ユニーズ京都」電 話・FAX:075-722-6484
E-mail:shimin-youneeds@kyoto.zaq.ne.jp
主催: 市民ボランティアグループ「ユニーズ京都」
先日、祇園のある旅館の職員研修として取り組まれた、ユニーズオンライン講座を受講された方々からの感想をよせていただきました(2021年2月)
※ 視覚障がい者は、「ただ見えないだけ、目からの情報がないだけ」のお言葉、一瞬驚きもありましたが、私たちが障がいに対し“知らない”ということで、レッテルを張ってしまっていたのだと考えさせられました。
※ 正しい知識をもち、そのお客様にあった柔軟な対応、お声がけができる心の準備が大切だと、改めて気づくことができました。
※ いかに自分が構えすぎていたのかを知りました。
今まで視覚障がいをお持ちの方が来られた時に、私に何ができるのか、何かをしなければならないと思っていたことが、「ただ目が見えないだけ。目からの情報がないだけで、普通に接してくれて、構えすぎず、気をつかいすぎないで、気楽にさりげなく、お手伝いしましょうか?ときくだけでも十分。」とおっしゃってくださったので、疑問形でお客様に選択していただけるような言い方をして接していこうと思います。
※ いちばん印象に残ったのが電気のスイッチの話(暗くなったら自分には必要なくても電気をつける)で見えなくても他の人への「配慮」感動しました。後、あまり固くならずに肩の力を抜いて色んな事に挑戦していきたいと思います。
※ 見え方がそれぞれ違うということは、困っていること、求めているもの(ニーズ)がそれぞれ違うということをしっかりと理解して、適切なところで適切なサポートができるようにしていきたいと思います。
また今回色々とアドバイスをいただいた中で、その人自身がYES・NOを言いやすいようなお声掛けをしていくこと、つかず離れずの距離で見守ることが大事であると改めて考えさせられました。
これからは白杖を持った方、盲導犬を連れている方が困っているのを見かけたら、「何かお手伝いしましょうか」と気軽にお声掛けができそうです。
※お話を聞けたことによって、私たちの想像や考えが大きくなり過ぎていたと気づきました。困っている人のお手伝いをするのも、選択できる声掛けをするのも、どの方にも共通して言えることです。お手伝いをする時にその方が本当に助かる対応をできるようにするためにも、知ること、理解すること、正しい知識を得ることが必要だと思いました。