視覚障がい者がタンデム自転車走行をより自由に楽しめるための環境整備
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視覚障がい者がタンデム自転車走行をより自由に楽しめるための環境整備

更新日 2018年2月15日|あゆみ

 京都においてタンデム自転車が公道でも走れるようになって2年が経過しました。
ユニーズでも、担当のY氏をチーフとして、タンデム自転車の環境整備の要求運動からパイロット講習、体験会など、京都サイクリング協会(KCA)の皆さんのご協力を得ながら進めてきています。

 私は、以下のような提案を会員にしてみようと考えています。

※入洛される視覚障がい者と一緒にタンデムサイクリングを楽しむ
全国でまだ公道を自由に走れる自治体は3分の1未満に留まっています。
「おこしやす京都」の活動の一環として、観光や研修を目的として来られる依頼者が、それに加えて、あるいは、自転車に乗ること自体を目的として、タンデム自転車走行ができたら、入洛される楽しみが増えるのではないかと考えます。

※ 在住の視覚障がい者にも好きなときに走れる環境を!
同様に、京都在住の視覚障がい者にも、「都合の良いときに走れる」という環境を整えていけたら喜ばれるのではないか。

この件について、Y担当チーフに考えを聞いてみました。
ユニーズがタンデム自転車を保有し、必要に応じて貸し出すというのは、良いことだとは思います。しかしながら、ユニーズがパイロットを調達して派遣するという形は、リスクが大きすぎてすべきではないと思います。
パイロットの技量を保証することはできませんし、事故が起きた時に、法的/社会的に責任を負えるとは、とても思えません。
あくまでもタンデム自転車の利用者が、自らのパートナーとともに、自己責任で使用するという形にすべきと思います。仮にその形をとったとしても、自転車の整備や保管場所、その運用や資金など、クリアすべき課題は様々ですが、まずはその原則をどうするか、おさえておく必要があると思います。

こうした指摘をしっかり踏まえながら、どれほどのニーズがあるかも調査していかねばなりません。KCAの皆さんにも趣旨を理解してもらって、力をお借りしなければなりません。

視覚障がい者と協力者が一緒に、風をきって走れる爽快感!と、コミュニケーション。
自分の都合の良い日を設定して、自然路を走れたら!

その夢をユニーズ京都が現実として、どこまで活動として取りこんでいけるか?

社会的コンセンサスも得られる形で、より多くの協力者を得ながら、見える者と見え見えない者が、力を合わせて、難しい課題を一つずつクリアしていける、そんな活動が新たに芽生えることを願っています。

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